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親知らずの抜歯は、ひどいむし歯や炎症を起こした親知らずなど、歯を残せない状況で行われる外科処置です。

手術である以上、術後の注意点を守り、適切なケアを行うことが、スムーズな回復と合併症の予防に不可欠です。

今回は、抜歯後に特に注意すべき事項と、ケアを怠った場合に起こり得るリスクについて詳しく解説します。

 

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親知らず抜歯直後から注意したい7つのポイント

抜歯後の回復過程で多くの人が経験する症状と、それに対する適切な対応を見ていきましょう。

1. 創部の腫れと内出血

外科処置の規模にかかわらず、腫れはある程度起こります。これは、手術による組織への刺激や、体が傷を治そうとする自然な反応です。

特に、顎の骨に埋まった下顎水平埋伏智歯(親知らず)の抜歯では、腫れが強くなる傾向があります。

  • 対応: 腫れた部位を温めるのは厳禁です。血行が良くなり、出血や腫れが悪化する可能性があります。過度に冷やすことも血行障害を招き、治癒を遅らせるため、濡れたタオルなどで軽く熱を取る程度に留めましょう。
  • 経過: 一般的に、腫れは1週間程度で引くことが多いです。このため、重要なイベントの直前に抜歯するのは避けるべきです。
  • 注意: 1週間以上腫れが続く場合や、痛みが悪化する場合は、細菌感染の可能性があるため、すぐに担当医に連絡してください。内出血は皮膚の下に青く現れた後、重力の作用で徐々に下(首筋など)に移動し、黄色く変化しながら消失します。

 

2. 術後の出血の対応

抜歯直後は、翌日の朝までじわじわとした出血が続いたり、うがいをした際に血が混ざったりするのは正常な反応です。

  • 対応: 出血が多いと感じる場合は、清潔なガーゼやティッシュを丸めたものを傷口に当て、30分から1時間しっかりと噛んで圧迫止血を行います。
  • 注意: 圧迫しても出血が止まらない、または大量に出血が続く場合は、速やかに抜歯を行った歯科医院に連絡し、診察を受けてください。

 

3. 痛みと食事の困難

抜歯部位には痛みが出ます。軽度で痛み止めがほとんど不要な場合もあれば、親知らずの抜歯のように大規模な処置では、数日間痛み止めを服用する必要がある場合もあります。

  • 対応: 処方された痛み止めを指示通りに服用し、痛みが強い間は柔らかい食事を選びましょう。
  • 食事: 痛みがある間は、抜歯していない側で噛むことになります。下顎の親知らずの抜歯では、2週間程度噛みにくさが続くことがあります。食事の偏りを避けるため、左右の歯を同時に抜歯することは避け、片側ずつ処置することをおすすめします。

 

4. 創部の感染

抜歯後の傷口は完全に縫い閉じることが難しいため、通常は血液の塊(血餅)を足場にして、上から歯肉の粘膜が覆われるのを待ちます。この過程で、傷口に食べかすが溜まるなどで細菌が繁殖し、感染を起こすことがあります。

  • 症状: 傷口が赤く腫れたり、膿を持ったりします。
  • リスク: 感染を放置すると、顎全体に炎症が広がり、入院や点滴による抗生剤投与、場合によっては全身麻酔下での切開排膿処置など、大掛かりな処置が必要になることがあります。異常を感じたら、すぐに担当医に相談しましょう。

5. ドライソケット(抜歯窩治癒不全)

最も注意すべき合併症の一つがドライソケットです。これは、抜歯後にできた血餅が、うがいや食事の刺激などで剥がれ落ちてしまい、歯の周囲の骨がむき出しになってしまう状態です。

  • 症状: 通常の抜歯後の痛みよりもはるかに強く、風が当たっただけでも激痛を感じることがあります。
  • 対応: 表面麻酔や軟膏などでむき出しの骨を保護し、自然に粘膜が覆われるのを待ちます。

一度ドライソケットになると、治癒に時間がかかり、辛い痛みに耐えることになるため、頻繁な強いうがいは避けるなど、血餅を失わないよう細心の注意を払う必要があります。

 

6. 治癒にかかる時間

傷の治癒スピードには個人差があります。抜歯後の穴が完全に粘膜で覆われ、骨が落ち着くまでの期間は、その後の治療計画に影響します。

  • 目安: 抜歯した部位にブリッジや入れ歯などの補綴物(ほてつぶつ)を入れる場合は、粘膜が安定するまで約4週間程度の期間を見込む必要があります。担当医と相談し、治療計画を確認しましょう。

 

7. 知覚鈍麻(あご先・下唇のしびれ)

特に下の親知らずの抜歯では、歯の根が下歯槽神経という太い神経に近い場合があります。この神経は、下顎の歯の痛みだけでなく、あご先(おとがい部)や下唇の皮膚の感覚を司っています。

  • 症状: 抜歯後にあご先や下唇にしびれ感や麻痺が残ることがあります。
  • 経過: 一時的なことが多いですが、神経の回復には数ヶ月単位で時間がかかる場合があります。
  • 対応: しびれがある場合は、すぐに担当医に相談してください。経過観察に加え、ビタミンB12などの神経栄養剤の服用や、星状神経節ブロック(首への注射)、ソフトレーザー照射などで血流を改善し、神経の治癒を促す治療を行うことがあります。

 

親知らず抜歯後のケアで大切なこと

抜歯は、歯の健康を取り戻すために必要なステップですが、その後のケアが不十分だと、上記のような様々な問題を引き起こすリスクがあります。

抜歯後の腫れ、痛み、そして何よりドライソケットや感染といった合併症を防ぐためには、担当医の指示を厳守し、清潔を保ちつつも過度な刺激を与えないことが鍵となります。

ご自身の抜歯後の症状について少しでも不安や異常を感じた場合は、「これくらい大丈夫」と放置せず、すぐに歯科医院に相談することが、早期回復への最も重要な行動です。

 

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