📣 歯のクリーニングとセットなら、ホワイトニング3回分が11,000円で受けれる!(別途、歯のクリーニング代がかかります) 詳しくはココをタップ👆 📣 歯のクリーニングとセットなら、ホワイトニング3回分が11,000円で受けれる!(別途、歯のクリーニング代がかかります) 詳しくはココをタップ👆

住之江区北加賀屋の歯医者

〒559-0011
大阪府大阪市住之江区北加賀屋3丁目5-37
すみのえグリーン歯科は予約優先制!Web予約はコチラから!
blog

ブログ

今回は、多くの方が一度は悩むであろう「親知らず」について、詳しくお話ししていきます。

親知らずは、正式には「第三大臼歯」といい、「智歯」や「知恵歯」とも呼ばれます。主に10代後半から20代にかけて、口の一番奥に生えてくる歯です。

上下左右に合計4本生える人もいれば、数本しか生えない人、そして約4分の1の割合で全く生えてこない人もいます。

親知らずが生えてきたと聞くと、「すぐに抜かなければならない」というイメージを持つ方がほとんどかもしれません。

しかし、実は抜歯する必要がないケースも多く存在します。

「抜歯をすべき親知らず」と「残せる親知らず」を見極めるための、具体的なパターンと対処法について解説します。

 

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます。

・むし歯は「完治」しないって本当?歯科治療の目的と正しい向き合い方

80歳で20本以上の健康な歯を!長寿時代に実践したい口腔ケアのポイントは?

 

なぜ親知らずはトラブルを起こしやすいのか?

親知らずが多くの人にとって問題となるのは、現代人の顎のサイズと密接に関係しています。

顎が小さくなった現代では、親知らずが生えてくる十分なスペースがないことが多く、その結果、以下のような様々なトラブルを引き起こします。

 

1. 埋伏(埋まったまま)や斜め/横向きに生えた親知らず

最もトラブルの原因となりやすいのは、歯茎の中に埋まったままであったり、斜めや真横に向かって生えてきたりする親知らずです。

  • 細菌の温床化: 完全に生え切らず、歯茎が部分的に歯を覆いかぶさっている状態だと、歯と歯茎の間に「空洞」ができ、そこに食べかすや細菌が溜まりやすくなります。
  • 智歯周囲炎(ちししゅういえん): この細菌の繁殖によって、歯茎が赤く腫れ、痛みを伴う炎症を引き起こします。これが「智歯周囲炎」です。
  • 重症化のリスク: 炎症がひどくなると、激しい痛みや腫れで口が開かなくなったり、物を飲み込むのが困難になったりします。炎症が慢性化・重症化すると、発熱や倦怠感などの全身症状を引き起こし、稀に命に関わる危険性もあるため、注意が必要です。

 

親知らずの抜歯:決断を分ける7つのパターン

親知らずの抜歯は、炎症の有無や歯の状態、患者様の生活状況など、様々な要因を考慮して判断されます。

世間的なイメージから「親知らず=即抜歯」と考えがちですが、実際には「待つ」という選択肢も重要です。

ここでは、「抜かなくていい親知らず」と「抜く必要がある親知らず」を7つのパターンに分けて解説します。

 

抜かなくてもいい親知らずのパターン

①痛みがなく、キレイに噛み合っている歯

上下左右の親知らずがまっすぐキレイに生えそろい、他の歯と同じようにしっかり機能して噛み合っている場合で、特に痛みや腫れがなければ、無理に抜く必要はありません。

そのまま健康な歯として維持することが可能です。

②抗生剤・痛み止めでの治療ができる歯

智歯周囲炎などで痛みを訴えて来院された場合でも、初期段階の炎症であれば、すぐに抜歯治療を行うケースは稀です。

まずは抗生剤や痛み止めを服用することで、症状を一時的に抑える薬物治療を行います。

通常、薬の服用開始から3日〜1週間程度で痛みや腫れは落ち着きます。

炎症が収まった後は、普段通りの生活を送ることができます。

 

③大事な仕事やイベントが近い時

親知らずの抜歯は、一般的に術後2~3日、炎症が強かった場合は1週間〜10日ほど、痛みや腫れが続く可能性があります。

大事な仕事の発表、面接、受験、結婚式など、「ここぞ!」というイベントを控えている場合は、抜歯による体調への影響や腫れのリスクを避けるため、時期をずらすことを推奨します。

抜歯後のスケジュールには細心の注意を払いましょう。

 

④とくに炎症がひどい時の歯(=すぐに抜けない歯)

炎症が重症化している親知らずは、「結果的に抜歯が必要」ですが、「すぐに抜くことはできない」状態です。

腫れや痛みが極端に大きい状態では、麻酔が効きにくく、安全で適切な治療が困難になります。

この場合は、まず抗生剤などの薬で炎症を十分に抑え、腫れが引いてから改めて抜歯のスケジュールを立てることになります。

炎症を限界まで放置せず、早めの受診が理想です。

 

抜く必要がある親知らずのパターン

①何度も炎症をくりかえす歯

薬物治療で症状が改善した後でも、疲れが溜まったり、風邪をひいたりして体の抵抗力が弱まると、智歯周囲炎による腫れや痛みが年に何度も再発することがあります。

通院治療が頻繁になり生活に支障をきたすほか、重症化すると酷い頭痛、顎が開きにくくなる(開口障害)、発熱などの全身症状を併発して危険です。

慢性的に炎症を繰り返す場合は、抜歯による根本的な解決が最も推奨されます。

 

②むし歯になってしまった歯(特に治療が難しい場合)

親知らずは口の最も奥に位置しているため歯ブラシが届きにくく、磨き残しが多いため、、むし歯になりやすい傾向があります。

親知らず自体がむし歯になってしまった場合、治療が難しく再発しやすいことが多く、また、隣接する手前の歯(第二大臼歯)までむし歯を進行させてしまうリスクもあります。

親知らずは必須の歯ではないため、他のトラブル(生え方が悪い、噛み合わせが悪いなど)も併発している場合は、抜歯が最善の選択肢となります。

 

③矯正治療などを行う時に悪影響が出そうな歯

歯並びを整える矯正治療を行う際、斜めや横向きに生えている親知らずが存在すると、矯正で移動させた他の歯を横から押してしまい、歯列に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、親知らずが生えることで前歯が押され、歯並び全体が乱れる原因となることもあります。

このような場合は、矯正治療開始前に抜歯することが一般的です。

 

最終的な判断は必ず医師との相談で

上記のいずれかのパターンに当てはまる場合であっても、患者様の独断で抜歯の有無を決定することは避けてください。

親知らずの抜歯は、難易度が高く、神経や血管の位置を正確に把握する必要があるため、歯科・口腔外科の医師に相談し、レントゲンやCT撮影などで歯の状態、根の形、周囲の神経との位置関係などを確認した上で、適切な治療法を決めていくのが最も安心で安全です。

患者様の中には「早く抜いてしまいたい」という希望もあれば、「抜くのは怖いからできるだけ残したい」という思いもあるでしょう。

治療に対する希望や不明点があれば、遠慮なく医師に詳しく話してみることが大切です。

痛みがある場合は我慢せず、まずは信頼できる歯科医師に相談し、早めに治療を受けることが、症状の悪化を防ぐ最善策です。

すみのえグリーン歯科では、親知らずに関するご相談はもちろん、むし歯治療などの一般保険診療も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

 

すみのえグリーン歯科のアクセス・診療時間はこちら

大阪市住之江区北加賀屋で
歯医者をお探しなら
すみのえグリーン歯科
ロピア北加賀屋院へ

すみのえグリーン歯科 ロピア北加賀屋院へのWeb予約はこちらから
すみのえグリーン歯科 ロピア北加賀屋院へのお電話はこちらから